NFTの転売がしたい
NFTの転売をして儲けたい!
違法性はないの?安全なの?
近年注目されている「NFTを転売して数万円稼げた」などの口コミを見る機会が多く、あなたも「NFTを転売して稼ぎたい」と思っているのではないでしょうか。
結論、NFTの転売はポイントさえ押さえれば初心者でも利益を出せるでしょう。
1時間以上かけてNFT転売に成功した人の口コミを調査したところ、3万円のNFTを35万円で売った人など複数の成功例を確認できました。
また、消費者庁はNFTの転売を認めており、違法性が無いことも確認しています。
本記事では、NFTの転売方法を画像を使いながら5つのステップに分けてご紹介。
読み終わるころには、転売リスクについても気を配りながら準備を進められます。
なお、すぐにでもNFT転売を始めたい人は「NFT転売の始め方を5つのステップで解説」をご覧ください。
1.NFTの転売とは買った値段より高く売ること【違法性は無い】
NFTの転売とは、買った値段より高く売ることを指します。
現実世界に置き換えるなら、即金性の高い副業として人気のある「せどり(転売)」をイメージすると良いでしょう。
NFTの転売は下記のような特徴があり、せどりと異なる点がいくつかあります。
- 転売するマーケットが異なる
- デジタル商品なので傷つく心配がない
- 在庫を保管する現実スペースはいらない
- 2次流通によって転売者・アーティストにもお金が入る
特にNFTが注目されているのは、製作者(クリエイター)にも取引額の一部が支払われることです。
ロイヤリティと呼ばれており、転売によって製作者を応援できる仕組みもになっています。
なお、NFTの転売と聞くと違法性の有無について心配になる人もいるかもしれませんが、下記の通り消費者庁はNFTの転売を認めています。
2.始める前に確認しておきたいNFT転売のリスク2選
NFTの転売リスクは下記2つが挙げられます。
どんなに価値のある作品であっても、市場で求められていなければ損をしてしまうこともあります。
NFT転売で懸念される点や損をした口コミなども紹介しながら、リスクについて解説します。
2-1.買い手が見つからないリスクがある
当然ながら買い手が現れなければNFTの転売はできません。
そのため、有名な作品かつ価値のあるNFTアートでも転売できない可能性があります。
例えば、億単位で売買されている「CryptoPunks」ですら、買い手が見つからなければ転売はできません。
極端な例ですが、有名作品でも「買い手が見つからない」というリスクがあることを念頭におきましょう。
実際下記のように「買い手がつかなくなる」などの口コミもありました。
自分が転売目的で買ったNFTは時が経つにつれて人々の目にふれる機会がどんどん減り、買い手がつかなくなるリスクがどんどん上がるという話ですね。
引用:X(旧Twitter)
ちなみにNFTは成行売りができず、買い手が見つかるまで待たないといけないので直ぐの退場ができません。メルカリや転売のプロ以外、おすすめしません😭
引用:X(旧Twitter)
また、成長市場であるNFTですが下記の通り、新規参入のハードルの高さも買い手が見つからないリスクに繋がっています。
あとは判りやすい言葉で言うと転売みたいな感じで、マーケットプレース上で二次流通が発生した際のマージンを出品者が0%〜10%で設定できたりと還元もあります。一番の障壁は、買い手側の新規参入時に発生する仮想通貨へのリテラシーとNFT取引時のガス代と呼ばれる手数料なので提供過多なんすよね😵
引用:X(旧Twitter)
2-2.購入時よりも値下がりするリスクがある
株や不動産などの投資と同じように、購入時より値下がりする可能性があります。
SNSなどでは「NFTが高く売れた」などの口コミがありますが、必ずしも購入時より高く売れるものではありません。
下記の口コミのように、5万円ほど損をした方もいるようです。
私はNFTの転売で
引用:X(旧Twitter)
・何も調べずに値段だけでNFTを決めた・知名度がないNFTを選んだ
この2つのことをしてしまい、5万円ほど損した。NFT転売はこのようなリスクがありますが、この失敗と逆のことをすれば、まだまだ稼げる可能性ありです👍
今だと「CryptoNinja関連のNFT」がアツい!
なおNFTの世界では「ミント割れ」という言葉があります。
NFTを準備(発行)した側のNFTが売れ残った時に使われる言葉ですが、買った時より価格が落ちることも「ミント割れ」と表現されることもあります。
専門的な用語ですがNFTの転売をするうえで知っておいて損はないので、この機会に「ミント割れ」という言葉を覚えておきましょう。
3.NFTの価格が上がるかどうかの見極め方3選
NFTの価格が上がるかどうかの見極め方として、下記3つが挙げられます。
上記に該当しているからといって必ずしも価格が上がる保証はありませんが、傾向として価格が上がっているNFTが多い印象です。
本章で見極め方をチェックし、NFTを選ぶ時の基準として役立ててください。
3-1.人気のあるクリエイターまたはコレクションか
人気のあるクリエイターの作品やコレクションは価格が上がりやすい傾向にあります。
人気の定義はさまざまですが、下記のようなイメージをすると良いでしょう。
クリエイター | コレクション |
---|---|
・SNSのフォロワー数が多いか ・作品を言及している人が多いか | NFTコレクションのランキングが高いか |
また、クリエイターが制作に対する思いや熱意を全面に出しているほうが多くの人の共感を得やすいため、価格が上がる可能性があるでしょう。
人気のクリエイターやコレクションを見極められれば、すぐでなくても中長期的に伸びる可能性があり、転売による利益が期待できます。
中長期的な目線で、NFTアートを選んでみてはどうでしょうか。
3-2.ユーティリティ(特典)があるか
NFTを所有している人に対するユーティリティの有無は、NFTの価格を高める可能性があります。
例えば、下記のようなユーティリティは購入者にとって魅力と言えるでしょう。
- 次のNFTの優先購入券(ホワイトリスト:WL)
- クローズドコミュニティへの招待
このようなユーティリティはNFTに価値が生まれるので、購買意欲を刺激し、転売でも購入されやすくなります。
NFTプロジェクトによっては、コミュニティへ入ることで優先購入券をもらえたり、他で人気のホワイトリストをもらえたりする場合もあります。
クローズドコミュニティへの招待をしているプロジェクトがあれば、積極的に参加するのをおすすめします。
3-3.販売個数が限定されているか
販売個数が限定されているNFTも価格が上がる可能性があり、転売による利益が期待できます。
例えばCNP(Crypto Ninja Partners)は販売個数が22,200個と、限定感があることも影響してすぐに売り切れとなっています。
販売時の価格は0.001ETH(当時だと300円ほど)でしたが、現在ではフロア価格(最安値)は0.4ETH(約24万円)と価格が高騰しています。
当然「販売個数が限定されている=価格が上がる」とは限りませんが、一つの指標にしても良いでしょう。
4.NFT転売のやり方を5つのステップで解説
NFTの転売は下記5つのステップで始められます。
本章では世界最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」での転売方法を紹介します。
画像を使いながら解説するので、迷わずに転売の準備を進められるはずです。
4-1.仮想通貨用の口座を開設する
NFTの転売にあたり仮想通貨専用の口座を開設します。
日本円を仮想通貨にするための取引所であり、NFT転売に欠かせない資金の中心的な場所をイメージすると良いでしょう。
数ある国内取引所の中で特におすすめなのは「コインチェック」です。
コインチェックは、金融庁の「暗号資産交換業」に登録されているため、安心して口座開設できるサービス。
また、無料かつ5分で口座開設できるので忙しい人でもサクッと登録できます。
NFT転売の元本となる大事な資金の取引をするなら、金融庁に登録されているコインチェックにしておくと安心です。
以下の記事ではコインチェックの口座開設の方法を画像を使って開設しているので、慎重に登録を進めたい人はぜひ参考にしてみてください。
4-2.ウォレットを準備する
ウォレットとは、仮想通貨を送金したり受け取ったりできる、インターネット上のお財布のことを指します。
ウォレットは無料かつ日本語に対応している「メタマスク」がおすすめです。
Google Chromeの拡張機能をはじめ、Webブラウザやスマホアプリにも対応しているので、デバイスを気にすることなく利用できます。
また、メタマスクは利用者が多いことから、わからない操作があっても検索して解決できるケースがほとんどです。
下図の通り「ウォレットの作成」をタップして、利用規約の同意やパスワードの設定を進めましょう。
なお、ここではスマホを使ったダウンロード方法を紹介しますが、Webブラウザとの差はほとんどありませんので、パソコンで設定する方も参考になるはずです。
続いて、下図の通り「表示」をタップして表示されたシードフレーズ(リカバリーフレーズ)を紙などに書き写し、他人に見られないよう保管しましょう。
アカウントの復元などの際に利用するためです。
バックアップを完了させると下図のようになるので、メタマスクの登録は完了です。
4-3.メタマスクに通貨を送金する
メタマスクの準備ができたら、コインチェックから仮想通貨を送金します。
ここでは、イーサリアム(ETH)を使った仮想通貨での送金方法を解説します。
まだ、送金するイーサリアムの準備ができていない方は、下記の通り進めていきましょう。
- 「販売所(購入)」を選択する
- 「ETH」を選択して「数量」を入力する
- 「購入する」を選択する
購入まで完了したら、イーサリアムの準備が整ったので、下記の通り送金を進めていきましょう。
- 「暗号資産の送金」を選択する
- 送金に関する4つの項目に入力をする
- 「次へ」を選択して「送金する」を選択する
なお、「送金先」のアドレスは下図のようにメタマスクを開き「0x」から始まる番号をコピーして、コインチェックの「送金先」に貼り付けれOKです。
メタマスクへ送金ができたら、いよいよ転売用のNFTを購入していきます。
4-4.NFTを購入する
ここでは「OpenSea(オープンシー)」での購入方法について解説します。
OpenSeaでの購入方法は下記3つのパターンが挙げられます。
種類 | 概要 |
---|---|
Buy Now (今すぐ購入) | 表示されている金額ですぐに購入する |
Offer (オファーを提示) | 希望の販売価格を提示して購入する |
Auction | オークション形式で購入する |
上記は出品者が設定するため、欲しいNFTによって購入方法は異なります。
例えば「Buy Now」の場合は、下図の通り「Buy Now(今すぐ購入)」を選択します。
するとウォレットを接続する画面に切り替わるので、先ほど設定したメタマスクを接続して「署名」をすればNFTの購入ができます。
4-5.NFTを転売する
OpenSeaを開き画面右側にあるプロフィールから転売したいNFTを選択します。
下図の通り、アイコンマークから「プロフィール」を選択します。
すると画面が切り替わりこれまでに購入したNFTが表示されるので、転売するNFTを選択しましょう。
転売するNFTを選択したら下図のように「販売用に出品」を選択します。
画面が切り替わるので、販売方法や価格などの必要な情報を入力します。
固定価格またはオークション形式にするかなども選択できるので、好きな出品方法を選択してください。
必要な項目を入力し終えたら「リスティングの掲載を完了」を選択すればNFTの転売がはじめられます。
5.NFTを転売して儲かった人の事例
NFTを転売して儲かった人の口コミを4つご紹介します。
中には3万円のNFTを約11倍の35万円で売った人もいました。
実際に転売に成功している人の事例を参考に、NFTの転売イメージを広げていきましょう。
“NFT転売” を今すぐ勉強して下さい。転売=悪と決めつけはダメ。
X(旧Twitter)より抜粋
NFT転売ど素人の僕も❶30,000円 → 350,000円❷0円 → 80,000円の利益が。
スマホとWi-Fiあればどこでも稼げて、メルカリ転売より簡単。スタバで友達に教えたらサラッと18万稼いでた。
2023年の大きく稼げる副業はNFTの転売一択です。
X(旧Twitter)より抜粋
去年は126万円稼ぎました😀
はじめるなら早くはじめてください‼️今ならまだ先行者利益が狙えますよ👍
3000円→90000円200円→280000円
他ではありえないバグレベルの利益が狙えますよ😀
実際私もスタバで0円→16万円のNFT転売に成功。今から参戦でも全然遅くはありません。
X(旧Twitter)より抜粋
うぉーはじめてNFT転売成功!5.6倍!
X(旧Twitter)より抜粋
6.NFTの転売はアートだけではない!?【日本酒のNFTを紹介】
NFTと聞くとアートを思い浮かべるかもしれませんが、飲み物に関するNFTの転売もあります。
ここでは、日本酒を転売できる「日本酒のNFT」について紹介します。
2023年11月より開始予定の日本酒に特化したNFTマーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」。
日本と引き換えできるNFTチケットとなっており、その特徴は次の通りです。
サービスの特徴は、日本酒の「保管方法及び引渡時期」を選択できる点にあり、利用者は購入時に①冷凍保管後に引渡し、②熟成保管後に引渡し、③即時引渡しから選択ができる。
引用:Sake World
これまで日本酒はできたものを購入して飲むだけでしたが、保存や成熟をNFT購入者がおこなえるため、価値のある資産として日本酒を保管できます。
ただ、転売(2次流通)によって収益を得られるのは、主に酒蔵となるため「転売によって稼ぐ」というのは難しいかもしれません。
一方、日本酒のNFTを通じて対象の酒蔵を応援できる点や試飲イベントに参加できるなど、別の角度での転売方法はSake Worldならではの魅力と言えるでしょう。
転売によって酒蔵・日本酒業界を盛り上げたいという方は、日本酒のNFTマーケットプレイス「Sake World」の利用を検討してみてください。
まとめ|参入者が少ない今のうちにNFTの転売で利益をだそう!
本記事では、NFTの転売方法からリスクや価値が上がりやすいアートについて詳しく解説しました。
NFTは盛り上がりを見せつつも、まだまだ発展途上かつ参入者は少ないので、今のうちに価値が上がりそうなアートを見極めて保有しておくと良いでしょう。
昨今では「NFTは冬の時代」とSNSなどで見かけますが、大きな波が来た時に転売によって利益を出せるように、今から準備するのがおすすめです。
NFTは転売をしたことがない人でも簡単にできるので、ぜひ良い作品を見極めて利益を出していきましょう。
なお、購入したNFTアートが売れない時は、下記の記事を参考にしてみてください。
NFT転売に関するよくあるQ&A
- NFTの転売に必要な初期費用はどのくらい?
- 初期費用はおおよそ3,000〜20,000円程度です。
購入するNFTや手数料の変動は日々ありますが、おおよその内訳は下記の通り。
・メタマスクへの送金手数料:3,000程度
・NFTの本体価格:0円〜10,000円程度
・ガス代(NFTを購入するときの手数料):500円〜10,000万円程度