Webライターオワコン説はぶっちゃけどうなの?【現役3人が語る】

Webライターはオワコンだ」と耳にし、初心者は諦めて別の副業や事業をするべきかもと悩んでいませんか。

「AIやWebライターの数は増えているので、仕事はなくなるだろう」という意見があり、不安に思いますよね。

結論から述べると、Webライターという職業はオワコンではありません。ただし、人によってはオワコンなWebライターになり得ます。

本記事では、オワコンなWebライターになりたくない人向けに、どうすれば生き残れるのか、そもそもなぜオワコンと言われているのかについて、詳しく解説しました。

また、記事を作成するのにあたり、現役2人のWebライターの意見も参考にしています。一瞬諦めかけたWebライターで活躍するための一歩が踏み出せるでしょう。

中川悟志
中川悟志

監修者:中川 悟志【Webライターから経営者】

京都で編集プロダクションを経営。Webライター開始1ヶ月で月10万円を達成し、その後法人1社目を仲間と一緒に起業。SEOブログとSNSを2,500万円で売却した実績がある。現在は独立し、法人を経営。

Webライターから経営者まで経験してきた知見を活かし、Webライターにとって価値ある情報を発信している。

>>X(旧twitter)はこちら

池田 紫乃
池田 紫乃

監修者:池田 紫乃【Webライター】

東京都在住のフリーランスWebライター。5年半金融機関に勤務後、生きやすさを求めてWebライターに転身。転職や金融など人生の転機に役立つ記事を書いている。

清水 ひろき
清水 ひろき

執筆者:清水 ひろき【Webライターからディレクター】

2年前に副業Webライターとして活動をスタートさせ、現在はディレクター兼Webライターとしてコンテンツ作りに携わっている。

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Webライターという職業はオワコンではない

前述したとおり、Webライターという職業はオワコンではありません。「プロレベル」と思えるWebライターの数は少なく、常にクライアント(発注者)は書ける人を探しています。

記事の完成ビジョンを描いて、記事を制作する人がまだまだ足りていない現状です

また、近年AIの台頭により「Webライターオワコン説」に拍車がかかりましたが、結局はAIを駆使しながらも記事を作る必要があります。

ますます、スキルのあるWebライターは重宝される時代へとすでに突入しているのではないでしょうか。

Webライターとして「正しいスキル」「プロとしてのマインド」を身につけていれば、結果として稼げるようになるはずです。

中川 悟志
中川 悟志

Webライターという職業がオワコンなのではなく、「オワコンなWebライター」が量産されているだけだよね、というのが僕の意見になります。

Webライターは誰でも始めやすいからか、SEOの知識もなく、リサーチも浅く、コミュニケーションもまともに取れないライターさんと出会うことも多くなってきました。そういった人はWebライターでなくとも、副業やフリーランスの世界では生き残れないでしょう。

僕の周りでも、ちゃんと努力して、当たり前のことを当たり前にできるライターさんは生き残れているので、Webライター自体はオワコンではないと思います。

池田 紫乃
池田 紫乃

Webライターはオワコンではないと考えています。むしろChatGPTでも記事が簡単に制作できてしまう現代だからこそ、「質の高い記事が書けるWebライター」は重宝されるはず。

ただし「書けるWebライター」になるには、AIにはない人間ならではの熱量や、地道な努力の継続が欠かせません。私もAIに代替されないWebライターを目指して日々努力しているので、一緒に頑張りましょう!

Webライターがオワコンと言われる3つの理由

Webライター オワコン 言われる 理由

Webライターがオワコンと言われる理由は、以下の3つです。

AI(ChatGPT)が記事を作れるから

AIの台頭により「Webライターはオワコン」と言われています。

ChatGPTを初めとする生成AIを使えば、一瞬にして文章が完成するためです。

また、クライアント(発注者)の中には「一部のジャンルを完全にAI化しようとしている」という口コミがあるのも事実です。

生産性や業務効率を向上させるAIによって「誰にでも書けるような文章を提出するWebライター」は、仕事が奪われるかもしれません。

AIは使う人の能力が求められるため、スキルの低いWebライターには仕事が回ってこなくなるでしょう

Webライターが飽和しているから

Webライターは人数が増え続け市場が飽和していると言われています。実際にクラウドソーシングサイトでWebライターの募集をすると、応募が殺到します。

副業やフリーランスを目指す人にとって、プログラミングや動画編集よりもWebライターは始めるハードルが低い仕事です。

しかし、応募してくるWebライターの9割以上は、プロとは思えないレベルの低い提案文・プロフィールなので、ほとんど採用しません。

プロとして実力のあるWebライターは非常に少なく「飽和」とは程遠い状況です。

加えて、継続して依頼したいと思えるWebライターは1割以下と、クライアントは常にプロレベルのWebライターを探している状況です

低単価で稼ぎにくいから

Webライターは低単価で稼げないと言われています。低単価な案件でも応募が集まり、仕事を引き受けている人も少なくありません。0.5円のように低単価な案件があるのも事実。

また、X(旧Twitter)では以下のように「文字単価0.5円でスタート」している人も多く見かけます。

https://twitter.com/natsume_momoko/status/1422802484259553280?s=46&t=8ydLzvGE2UQ3Ek5ANk78wg

一方で、Webライターで月20万円稼ぐ人もいるため、正しいスキルを身につければ、高単価で仕事を獲得できます

https://twitter.com/suya_life_/status/1600430925082284033?s=46&t=8ydLzvGE2UQ3Ek5ANk78wg
清水 ひろき
清水 ひろき

初めは文字単価1円以上の案件すら、応募するのをためらうかもしれません。ただ、勇気を持って1円以上の案件に絞って応募してみると案件を獲得できるものです!

「初心者だから」と気負いせずに高単価の案件にどんどん応募するのがおすすめです!

オワコンになるWebライターの特徴

Webライターという職業はオワコンではありませんが、以下のような人はオワコンになりかねないです。

  • 納期に間に合わない
  • ライティングスキルを磨かない
  • AIが書いた文章をそのまま提出する
  • 営業を怠っている
  • ポートフォリオが作りこまれていない

これらの特徴に当てはまると仕事を取るのも難しいほか、継続依頼はありません。

「常にプロ意識をもち行動できるWebライター」の需要はなくならないはずです。

オワコンにならないWebライターになるためには

Webライター オワコン にならないためには

オワコンWebライターにならない方法は以下の4つです。

ライティングスキルを磨く

アスリートが金メダル獲得のために日々練習するように、Webライターもライティングスキル向上が欠かせません

意識しなければスキルは上がらず、オワコンWebライターになってしまいます。そうなれば、高単価案件に辿り着くのも難しいでしょう。

初心者なら代表的な型「PREP(プレップ)法」を意識するだけでもスキルを磨けます。

  • Point(主張・結論):Webライターはオワコンです。
  • Reason(理由):なぜなら、テキストAIに仕事を奪われるから。
  • Example(具体例):AIが書いた文章でも、検索上で1位を獲得できた事例があるからです。
  • Point(主張・結論):そのため、Webライターはオワコンになり、AIに仕事を奪われるでしょう。

「型があるから型破り」という言葉があるように、型をおろそかにしてしまうと伸び悩むものです。なので最初は、PREP法を意識してくださいね。

「文章があまり得意でないなあ」という人は、以下の記事で書いているので、ぜひ読んでみてくだささい。

プロ意識をもって活動する

Webライターの歴が短くてもプロ意識のある人は、オワコン化を回避できます。

ディレクターとして活動する中で「プロだなあ」と感じるWebライターは希少性が高いので、仕事を依頼します。

具体的な例を以下に6つほど挙げてみました。

  • 納期に間に合う
  • 当日中に返信が返ってくる
  • プラスアルファの提案がある
  • 情報の根拠が的確
  • 論理展開がしっかりしている
  • 指摘したフィードバック次に活かしてくれる

中には「当たり前のことでは?」と思うものもあるでしょう。しかし、意外にできない人がいるのも事実。

プロ意識が強い人ほど目立つため、クライアント(発注者)は「この人と仕事がしたい」となります

加えて発注者側の気持ちになって、工数を減らすような「気遣い」ができる人は、より仕事をしたいと思えるので、ぜひ取り入れてみてください。

中川 悟志
中川 悟志

優秀なライターさんは、こちらが仕事しやすいように「確認して欲しい部分を事前に伝える」などの工夫を当たり前のようにしてくださりますね!

ポートフォリオを充実させる

オワコンなWebライターにならないためには、ポートフォリオを充実させる必要があります。

ポートフォリオは「自分を売り込む道具」なので、作り込んでいつ見られても良いように準備して作り込んでおきましょう

以下のツイートのように、「自分を見つめる機会だと思ってじっくり作る」のが大切です。

https://twitter.com/sn_quest/status/1718951713972093216?s=46&t=8ydLzvGE2UQ3Ek5ANk78wg

また「初心者アピール」は厳禁です。例えば、あなたが大事な手術直前に執刀医から「初心者だけど頑張ります」と言われたら不安ですよね。ポートフォリオで初心者アピールをしないのはそれと一緒です。

初心者であっても「プロ意識」が伝わるポートフォリオを目指してくださいね。

清水 ひろき
清水 ひろき

ポートフォリオはWordPressで作るのがおすすめです!筆者はWordPressで個人ブログを作り、それを実績にアピールしていました。

多くの案件は入稿までお任せするパターンが多いので、WordPressでポートフォリオを作っておくと、それだけで操作ができる人と思われやすいのでお得です!

良いクライアントに出会う

オワコンなWebライターを回避するには、良いクライアントに出会うこと。反対に良くないクライアントでは、疲弊しかねません。

以下に「良いクライアント」と「避けた方が良いクライアント」の特徴をまとめてみました。

良いクライアント
  • 資金力がある
  • 指導力がある
避けた方が良いクライアント
  • 高圧的な態度
  • 理不尽な修正ばかり

たとえ単価が高くても避けた方が良いクライアントでは「精神的にしんどいなあ」という状況が続いてしまうので、単価だけで判断するのは長期目線でおすすめできません

反対に良いクライアントでも資金力がない場合もあります。

条件を満たす良いクライアントに出会うには「運」次第なので、ポートフォリオを作り込んで多くの案件に営業しましょう。

まとめ|常に行動できるWebライターを目指そう!

Webライターはオワコンと言われることがありますが、まだまだプロと思える人は少ない印象です。

オワコンなWebライター」が量産されているだけで、Webライターという職業はまだまだなくならないでしょう。

そのためには、ライティングスキルを磨いたり、良いクライアントに出会ったりと行動し続けることが大切です。

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